天空の村で、たねまきびとの暮らし

金剛生駒紀泉国定公園の山の上にある
小さな天空の村、杉尾。

山から湧き出る清らかな川が流れる里山で
たねまきびとの暮らしが始まりました。

30年以上も手つかずの棚田を開墾し
自家採取した在来種の種をまいて
自然農でお米や小麦、大豆、野菜を育てています。

北には役行者が開いた修行場の金剛山。
南には空海が開いた密教聖地の高野山。

そのちょうど間にあるこの場所を
「kusati クサティ」と名付けました。

「kusati クサティ」とは、沖縄の言葉で
親のあぐらの上で子供が安心しきっている様子。
山のふところに抱かれた村。
森の神さま、ご先祖さまに見守られているところ。
神さまも安心していられるところ。
そんな意味が込められています。

宇宙・大自然の調和に溶け込むように
未来のこどもの幸せにつながるように
日々の暮らしを丁寧につむいでいます。

そして、この暮らしのなかで
小さな手のひらから生まれるものを
みなさんと分かち合うことで、
幸せの和を広げていきたいと願っています。

 

kusati

クサティようこ